マタニティヨガは、妊婦が快適な生活を送るためにあみだされたヨガです。


■マタニティヨガってどんなもの?

どんなヨガも、次の3つの技法から成り立っています。

 調身法:様々なポーズをとることで、身の統御をはかる
 調息法:呼吸を調節することで、心身の統御をはかる
 調心法:瞑想をすることで、心の統御をはかる

マタニティヨガも普通のヨガと同じように、体操(ストレッチ)・呼吸・瞑想(イメージトレーニング)の3つから成り立っています。しかし激しい運動のできない妊婦のために、 お腹を圧迫しないソフトなストレッチばかりで、激しい呼吸法もなく、テンポもゆっくりおこなわれます。またカロリー消費も少ないので、妊娠後期でも疲れ過ぎずにヨガをすることができるのです。

特に瞑想(イメージトレーニング)では、胎児とのコミュニケーションや一体化をイメージして瞑想するのが特徴でしょう。

日本では、スムーズなお産を目指しておこなわれるため、自然分娩をモットーとする産婦人科や産院が、マタニティヨガに力を入れていることが多いようです。


■マタニティヨガQ&A

Q:マタニティヨガを始めたいと思っていろいろ探したのですが、 近くに教室がありません。 普通のヨガ教室に通っても大丈夫なものなのでしょうか?

A:普通のヨガは、お腹が大きくなるとできなくなるポーズや激しい呼吸法があり、そもそも妊娠を想定してはいません。マタニティヨガは、骨盤に関するポーズや腰痛などに効く体操を選んでおこないます。またお腹を圧迫しないようソフトなやり方を、ゆっくりとした妊婦さん向けのテンポでやりますので、基本が同じでも普通のヨガではなく、マタニティヨガをなさることをお勧めします。


Q:初めてマタニティヨガに挑戦しようと思っているのですが、小さな時からものすごく体が硬く、脚も開きませんし、立位体前屈もヒザよりちょっと下までしかいきません。体が硬くてもヨガができるものなのでしょうか?

A: 体が硬いほうが、ヨガをやっていてだんだんほぐれていく体の感覚が分かります。また、妊娠期は女性ホルモンの関係で体が柔軟になりますので、妊娠していないときにヨガを始めるよりも、かえってよいかもしれませんよ。


Q: 現在妊娠33週なのですが、今から始めるのは遅過ぎるでしょうか?

A:開始が遅過ぎることはありません。お腹が大きくなってもできるよう、マタニティヨガは充分工夫されています。ぜひ体験してみてください。


Q: 自宅でマタニティヨガをしていたら、眠くなってきました。どうしてですか?

A:そもそも妊娠中は眠くなることが多いのですが、ヨガをすると血行が良くなりますし、精神的にも安定しますので、眠くなる人もいらっしゃいます。眠くなったら毛布などをかけてゆっくり休むことが、母体にも赤ちゃんにも大切です。


Q: マタニティヨガをやりたいのですが、仕事の都合上、教室には8回くらいしか通えそうにありません。それでもマタニティヨガの効果はありますでしょうか?

A:大丈夫、効果はあります。教室に通えない日は自宅で練習しましょう。 完成形にならなくても、ポーズをとろうと意識するだけで、筋肉や神経に良い刺激となりますよ。



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